屋久島ダイビング日記neo

イバラカンザシ放精放卵〜。

6/28(土)

晴れ、北北西4m、気温31℃、水温27.0〜28.1℃

中潮② 月齢2,7 　満潮8:11、干潮15:06、透明度30m-

何度も言ってるけどすでに夏です。

今年の梅雨は雨少なかったなぁ。

全国的に多分そうだと思うけど。

青い海の中で今日はマクロでネチネチ遊んでました。

３本目に激流の中イバラカンザシの放精放卵が見れた！

（写真撮なし。）

昨日から流行り３本目の時間で２枚貝があちこちで放精している。

セボシウミタケハゼ

若いハダカハオコゼ

ハナヒゲウツボ

サラサゴンベyg

イソバナガニ

ではまた。

ダイオウキカイウツボ！！？

6/27(金) 晴れ

北西風4m/波1m

気温31℃、水温27.2～28.2℃ 中潮①

満潮7:26、干潮14:24　透明度25m

なんか凄いのいたかも！？？

口の裂け方が尋常ではない。

調べてみるとブロードバンデッドモーレイというのが近い。

仮称だけど和名もあって

ダイオウキカイウツボ（仮）　Channomuraena vittata

鹿大の先生に問い合わせ中だけど、やっぱそれっぽい！？

ダイオウキカイウツボ（仮）　Channomuraena vittata

右は良くいるゴマウツボ

ダイオウキカイウツボ　Channomuraena vittata
ちょっとアップした絵。なんか雰囲気あるよね。北限種であり、日本では沖縄でもほとんど確認されていない希少種。
ロウソクギンポの求愛タイドプールは最高潮！！夏は暑すぎるから今くらいの晴れ間が最高に楽しい。繁殖も大盛り上がりだった。

ニシキヤッコyg(2cm)目に入れても痛くないくらい可愛いかも。シャイだけどじっくり粘れば意外と撮れるかな。
ニジギンポの卵保護数年前から設置しているビンに見事に産卵してくれた。

ホシススキベラyg
各種幼魚が爆増中。写真はイチモンジブダイとかそのあたり。
6月とは思えないほどの真夏な海でした。
ではではまた。

水温28度でもコブシメ乱舞！！

6/25(水) 曇

北北東風3m、気温30℃、水温28.2℃

大潮、満潮5:55、干潮12:56、透明度30m

大潮　満潮18:57、干潮12:10

海中はすっかり夏モード。

気持ちいい。

例年6月に入るとコブシメの繁殖行動は下火になるんだけど、

今年はK2では今日も盛り上がっていた。

なんと15個体で産卵、交接、喧嘩とあらゆるシーンを目の前で披露してくれた。

ノーゲストだったので久しぶりにまともに撮影できた！

最近はゲストが撮る姿を指を咥えて眺めてたから嬉しいー！

コブシメは流石にもう最後の盛り上がりだと思う。

コブシメのオスコブシメのメス集まるコブシメたち
コブシメの交接

ではではまた〜。

新ポイント「すいぎょ」と屋久島のイセエビたち

6/24(火) 曇雨

南風/波1m、気温31℃ 水温28℃　透明度40m

大潮　満潮18:57、干潮12:10

黒潮絶好調！！昨日よりも水温が上がって28度！！そして青い。海中はこのまま夏突入か！？
写真は新ポイントの「すいぎょ」94歳の近所のおじぃが「すいぎょ」があたり一面にあって美しかったんだ。って教えてくれた。水魚？？ってなんだ？可愛いからポイント名にしちゃった（笑）
魚いっぱい。カゴカキダイいっぱいふわふわ漂って気持ちの良いところ。

ファンダイビングではまず行かない行かない亀裂に入っていくとイセエビの仲間やゾウリエビがたくさん。種類もたくさんだから整理してみよう。
カノコイセエビとイセエビ大きいのがカノコイセエビ。第一触角細いやつが縞々。小さいくて赤い方がイセエビの本家。屋久島では珍しい。並べてみると全然違う。
カノコイセエビ一番数が多く屋久島のメインのイセエビの仲間。紫色が目立つ。でかい。
イセエビ赤が目立つ。小さい。珍しい。
シマイセエビ浅いところや穴の奥にいる。青い。大きい。カノコイセエビよりも少ない。
あと１種類はゴシキエビもっとオープンなところににいて、でかいし、とにかく派手。写真がパッと探し出せなかったので。写真なし。


ゾウリエビ小さくて可愛い。
セミエビこれは先日のサンゴの産卵の時に撮影。背景の粒々は一応サンゴのバンドル。

以上、新ポイントと屋久島の美味しいエビたちの紹介でした。

ではまた。

2025年のサンゴ産卵考察とコブシメとか黒潮とか。

6/23(月) 曇雨

南南西 波1m、気温28℃ 水温27℃

水温27℃　透明度20m-

中潮　満潮6:41、干潮13:40

黒潮きましたねぇ。

水温27℃。しかも夏の陽気。

もう梅雨明けか？って天気が続いてました。

今はまたちょっと梅雨っぽいけど、今年もまた

変な気候になりそう。

海中でも例年が全然適応されなくて、予測が困難。

沖縄方面のというか、世界のヤスさん（スローライフマリンサービス）

に聞いた沖縄のサンゴ情報でも、同じように予測が難しかったみたい。

屋久島で例年狙っているオオハナガタサンゴ＆マルガタハナサンゴはに

関してはサンゴの衰退と、そこに集中するダイバーで観察初日で断念。

16年間ほぼ毎年見守ってきたけど、観察がもはや困難。

今回の本命のエダサンゴの産卵に期待するも

大規模産卵が見れずに終わった。

1％、20−30％、3％とかなかなか渋い。

この間オオハナガタサンゴの産卵やコブシメのハッチアウトなんかも

あったけど、すっきりしないナイト週間だった。

そもそもエダサンゴの大産卵とコブシメの赤ちゃんのコラボが売りだったけど

今年はこの場所のコブシメの産卵が1ヶ月以上遅れたせいで

ハッチアウトが全然見れなかった。

代わりにいまだにコブシメの産卵は大盛り上がりだけど！

サンゴの産卵は来月に期待が膨らむけれど、

また予測が難しいなぁ。

今年一の凪と海中の青さ。入った瞬間満足（笑）
多くのサンゴが衰退した中、深場のサンゴであるリュウモンサンゴは過去一の美しさ！！！

サンゴの産卵を見にきた皆さんは思わぬコブシメフィーバーに狂喜乱舞？
人と人の間をすり抜けて産卵を繰り返すコブシメたち。

ワイドも良いけどマクロでコブシメもオススメですね。
オキザヨリの繁殖行動産卵までは見れなかったけど、あちこちに卵がある。

オオハナガタサンゴの産卵チョウチョウウオが最近少ない。
エダサンゴの産卵たくさん出てるけど、こんなもんじゃないんだよなぁ。
枝の奥の方にしかバンドルが見られなかった。まさか今年はこれで終わりなんてことはないと思う。というか願う！
タイドプールではロウソクギンポの繁殖行動が活発に！今年はまだ海藻が綺麗。もう7月なのに。やっぱり連年とは大きくずれる感覚。


久しぶりにお休みなのでゆっくり潜ってきます。
ではまた。