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屋久島ダイビング日記neo

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2025年 04月 07日

新たなアザハタ王国!!

4月6日(日)晴れ

小潮③ 月齢7.7  干潮20:42 満潮12:50

北西の風4-5m 波1,5m

水温19-20℃ 透明度10-20m


時化の日が少なくなってきて春らしくなってきました。

先日は黒潮が来て水温が3-4度も上がったけど、今はまた

下がってしまった。透明度も悪い。

そろそろ営業再開なので色々と準備中。

全然進まないけど。

今日は船のオイル交換したり、なんか工作したり、

調査でもぐったり。

今日の写真はここ最近のもの。

新たなアザハタ王国!!_b0422430_08534719.jpg
新たなアザハタ王国を発見!
え〜〜!こんなところにあったのかぁ。
アザハタは少なくとも4匹はいてケラマハナダイ
カシワハナダイ、フタイロハナゴイやアカシマシラヒゲエビと
王国らしい住人たちがみられる。
縄張りは割と広い。そんでちょっと深いな。
気軽には来れないけど、アザハタに慣れてもらいつつ、
もっと魚が増える時期にはどうなるか、楽しみができた。


新たなアザハタ王国!!_b0422430_08534806.jpg
ナンヨウカイワリとカマストガリザメ
これまた別の調査時。
季節がらちょっとした群れものがよくみられる。
そしてその周りとサメがウロウロ。4匹はいた。
潜り慣れない場所で、単独で、しかもちょっと深場で
サメに囲まれるのはいい気分じゃないな。
そそくさと撤退。まぁこんな場所もあったのね。
面白いと自己満足。また来ることがあるのかは謎。
こんな調査ばかり進む(笑)


新たなアザハタ王国!!_b0422430_08534769.jpg
サンゴの白化が心配だったK2のサンゴは7-8割型復活!
そんでハナゴイも元気!
でもコブシメが|なかなかこない。。。

新たなアザハタ王国!!_b0422430_08534749.jpg
クロヘリアメフラシ
タイドプールは海藻が美しい季節。
ロウソクギンポはまだ数が少なくシャイ。

新たなアザハタ王国!!_b0422430_08534887.jpg
ミドリアメフラシ
4月頭のタイドプールはアメフラ天国だった。

新たなアザハタ王国!!_b0422430_08541400.jpg
3月末に盛り上がっていたコブシメの産卵。
こちらはタンク下。ヨレヨレのサンゴの隙間というのか
ガレ場に産みつけていた。しかも20個体くらい。
なかなか予測が難しいな。これからどうなっていくことか。


ではでは。





# by itarutakaku | 2025-04-07 09:20 | 北部・志戸子 | Comments(0)
2025年 03月 22日

インバウンドと屋久島のサンゴたち。

3月22日(土)晴れ

小潮②月齢22.1  干潮13:37 満潮19:26

西-北西の風5-6m 波2-2.5m

水温20℃ 透明度15-20m


あ、

インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_22594155.jpg
あけましておめでとうございます!
え〜〜〜。
はい、すいません。

色々と旅して帰ってまいりました。
生きてます。だから、
今年も屋久島の海を案内させていただきます!

気になる海の方は、、、
昨日は水温17-18℃で寒いと思ったけど
今日は20℃と急上昇!プランクトンも急増したし
黒潮の接近を感じた。

去年の大白化で10m以浅のサンゴは壊滅的だけど
それ以深のサンゴは割と生き残っていた。それでも今まで
感じたことのない見慣れた景色から感じる違和感は
白化の影響の大きさなのだろう。

先日インバウンドに合わせて、というか
日本が貧しい、、、だって先日行ったパラオで
卵ひとパック(12個入り)1700円くらいとか、
おにぎりが4-500円とか、
オーストラリアでもグアムでも物価高が凄すぎた。
いや、むしろ日本が安すぎるのか。
日本やばい。。。

そんなこんなもあり、ひとまず英語サイトのHP
ページを作ったらすぐに外国からの予約が入った。
で、、、営業前なのにすでにガイドを再開!?
してしまった。(正式オープンは4月11日です)

地中海や大西洋でしか潜ったことのない彼は
初めての日本の海に、魚の多さにすごく感動してくれた。

写真はK2のサンゴ群落。

結構諦めていたけど7割型生きていた!!


インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_22594296.jpg
ハマサンゴの多くは死んでいた。
そこに着生していたイバラカンザシは割と元気だけど、
カンザシヤドカリは激減しているっぽい。
屋久島一大きいと思われたハマサンゴは7割型、死んでしまった。

インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_22594226.jpg
エントリー早々に出会えたオオセ。


インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_23000078.jpg
ウルトラマンホヤの中に青パンダ!
(いずれもツツボヤの仲間)

インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_23000004.jpg
チンヨウジウオとシューヤジリチンヨウジウオ
この組み合わせは屋久島らしさなのかも。
3回目の目撃。異種カップル?

インバウンドと屋久島のサンゴたち。_b0422430_23000085.jpg
コブシメも帰ってきてます!

ではでは。
今更ながら
今年もよろしくお願いします。







# by itarutakaku | 2025-03-22 23:35 | 北部・志戸子 | Comments(0)
2024年 11月 29日

来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。

11月27日(水)曇り

大潮②月齢14  干潮13:37 満潮19:26

南-北西の風7-8m 波2m

水温24-25℃ 透明度20m

来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15503998.jpg

あっというまに今年の営業もおしまいです。

ってすでに1ヶ月前から休みだけど、、、

さて気になる!?来年の営業は

2025年 営業期間 : 4月11日 – 11月3日

( ※ 休業 : 5月20日 – 6月10日 )


HPも改定し料金も少し変わりましたので

ぜひ見てください!

値上げした部分もありますが、むしろお得になったかも!?

「屋久島ダイビングライフ」


さてしばしお休みをいただきますが、屋久島でも旅先でも

海の探究を続けていきます!



来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15504705.jpg
ついにミラーレスデビューして日々奮闘中!


来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15504067.jpg
高iso感度でも楽々撮れる!と思っていたけど

iso1600で割とノイズ出出るのね。日没の頃に絞り開放で撮影。


来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15505033.jpg
コブシメの産卵するサンゴ群落

この1ヶ月心配で心配で仕方がなかったけど

何とか回復してきた!!3割くらいはダメっぽいけど

壊滅も覚悟していたから嬉しいー、、、(涙)

本当によく頑張った!!そしてありがとう!!

来年からみなさんにコブシメ産卵をお見せできないかもと

ハラハラしてました。

浅瀬のサンゴ群落は壊滅的なところも多いけど

ギリギリ耐えきったサンゴや、ひょうひょうとしているサンゴもあって

サンゴの不思議を感じてもいます。


来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15504496.jpg
薩摩より康司がやってきた!
熟成された芋の香りが漂う!?

潜っって飲んで語らい、海の高みを目指しましょうと

そんな崇高なひととき。(ぐだぐだ呑んでいただけとの噂も)


来年の営業と(気がついたらとっくに冬季休業!)と白化したサンゴのこと。_b0422430_15504914.jpg
久しぶりのモミジ園はまだ芽生え始め。

去年はもっと華やかだったけどなぁ。

半月以上遅れてる。

それもそのはずつい最近まで水温26−27度とかだったし。

こういった変化が来年のあらゆる事象に

変化をもたらすんだろうな。



あれ、もしかして

良いお年を!?

またタイミングがあれば更新します!


それではまた!




# by itarutakaku | 2024-11-29 16:27 | 北部・志戸子 | Comments(0)
2024年 10月 05日

クロハコフグ産卵上昇!

10月5日(土)雨のち虹

大潮②月齢14  干潮13:37 満潮19:26

東の風4m  波1,5m 水温27-28℃ 透明度20m


あっという間に秋ですよ。

6月からて手伝ってくれていたサキちゃんに、

変わってルナちゃんがきてくれた!!

ほんとありがたい限りです。それにしても

みなさんウミ好きですねぇ。


水温はまだまだ高く27-28度。でも陸は肌寒くなってきた。

そうだ、9月後半でしばらく手伝ってくれていた

全然ブログ更新してなくて、、、やってるの?

とか言われてるけど、毎日潜ってますよー!

というかようやく、水温が下がった!

台風10号でいったん下がった水温はまた戻り、白化がじわじわ進み

サンゴの死が深刻になりつつあるけど、壊滅は免れたかもしれない。



昨日からはショップさんがきてるけど夕方に

素敵なシーンが見られた!!

オジサンの求愛に興奮するゲストの傍で

クロハコフグが産卵しそう!!

しばらく見てたけど大人数で囲んでいたので

なかなか進まない。。。

産卵までは見ることができなかったけど

楽しかったなぁ。


クロハコフグ産卵上昇!_b0422430_22033060.jpg
クロハコフグの産卵上昇
驚いたのはオスがメスでメスが下の状態での産卵上昇。
普通逆じゃない??
オスがメスを持ち上げるように上昇する種が多いけど
クロハコフグは違うようだ。


クロハコフグ産卵上昇!_b0422430_22031550.jpg
う〜ん
素晴らしい!!
隣で涎垂らしながら観察。
写真はゲストのRena氏より借りました。


クロハコフグ産卵上昇!_b0422430_22092719.jpg
サラサハタ幼魚
1ヶ月以上ロストしていたけど
同じ場所に帰ってきた!(ずっといた!?笑)

クロハコフグ産卵上昇!_b0422430_22094122.jpg
大規模なサンゴの群落の一部。
3割くらいが既に死んでいる。
お願いだから復活してー!!!!
心の底からお願いします。

ではではまた〜。








# by itarutakaku | 2024-10-05 22:29 | 北部・志戸子 | Comments(0)
2024年 09月 18日

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!

9月17日(火)晴れ

大潮②月齢14  干潮13:37 満潮19:26

北東の風4-7m  波2.5m

水温29-30℃ 透明度1-25m


また随分とサボってしまった。

長らく影響のあった台風10号が無事に通過。

台風通過後に水温は2℃程度下がり、

部分的に回復傾向のサンゴも見られていたが、

気がつくとまた水温は30℃近くになり

徐々にサンゴは死につつある。

9月に入ってから東寄りの風が吹き続け

志戸子近辺でほとんど潜れていない。

どうなっていることか。

天気が悪い日が多いことがサンゴにとっては救いかも。


北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072504.jpg
天気が悪い日が続いているけど
海の中は黒潮が最高に気持ちいい!
ここのところニザダイの群れがすごい。
360度ニザダイに囲まれた!
あっそうだ、自分は見れてないけど、
ゲストのKさんはマンタ2枚!!!(証拠写真もあった!)
ぎゃぁああ。いいなぁ。。。

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072533.jpg
ボウズハギの群れもすごかったなぁ。
20分くらいずーっとボウズハギの群れに囲まれていた。

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072304.jpg
タンク下のサンゴ
オオハナガタサンゴ群落は瀕死、
ちょっとましだったウスサザナミサンゴは白化が進行中。
一部死に始めた。

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09235324.jpg
シマヤッコ
ゲストとのダイビングを終えてから
お手伝いのサキちゃんが「これなんですかー?」って
まさかのシマヤッコ!!!?
ネット検索しても日本の生態写真が出てこない?
屋久島より遥かに亜熱帯の西表島でもほとんどいないっぽい。
きっとこの出現には黒潮の流れが大きく関係しているのだろう。
こんなちょっと不思議な出会いが無性に嬉しい。

そしてシマヤッコを見れてない自分は無性に悔しいー!!


北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09133871.jpg
シマヤッコ
でも見れたー!
思ったより苦戦したけどひとまず撮れたのでホッとした。

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072459.jpg
シマヤッコの正面顔


北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072325.jpg
シマヤッコ属のスミレヤッコのナズリング(産卵上昇)
シマヤッコの出待ちをしていたら周辺にスミレヤッコが多いことに気がついた。
ちょっと離れた場所を合わせると10個体くらいいる。
シマヤッコは1個体のみだから、もしかしたら
同じシマヤッコ属同士で何か駆け引きがあるのではないかと
夕暮れ時のやや深場(25m)で粘る。
結果は特に何もなかった。
スミレヤッコの産卵を1回だけなんとか見ておしまい。
面白い駆け引きはなかったけど、何もないことを知れて満足。

シマヤッコ×スミレヤッコの産卵が見たかった(心の声、、、)

北限記録かな!?シマヤッコ登場!!!と台風通過後のサンゴの状況。あっマンタも2枚!_b0422430_09072463.jpg
アカハラヤッコの産卵
こちらは帰る前に28mで観察。
いつも5-10mで見てる魚をなんでこんなところで、、、
と思いながらも、なんかいつもより撮りやすかった。
これまた微妙に満足したのだった(笑)


早く台風シーズン終われー。









# by itarutakaku | 2024-09-18 09:39 | 北部・一湊/吉田 | Comments(0)