キプリス幼生襲来！フジツボ警報発令中！！

5/25（木）晴れ

東風5-6ｍ 波1,5m 中潮④ 月齢5,5

干潮16:32 満潮9:18 日の出5:19 日の入19:11

水温22-23℃ 透明度10-15m

K2/K2/ゼロ戦

指先にいる芥子粒みたいなの。
手にもフィンにもウェットにもいっぱい。
いやいやいや。まじでヤバいですよ、海のなか。3本目に中層で浮きながらプランクトンを撮影していたらなんか手にたくさん虫みたいのがくっついていることに気がついた。よく見たらウェットにもいっぱい！！気持ち悪っ！と思って払っても中層に舞い散った彼らは全力で僕にくっついてくる。。。。何度も何度も払って、気がつくともっと全身虫だらけ、、、。もはや気が散ってダイビングどころではない（笑）
撮影してみるとなんだか潜り込もうと逆立ちしてる。キモさ倍増！そしてお尻の辺りには蜘蛛の糸みたいな何かが、、、むむむ、これはもしかしてフジツボの幼生では！！？調べてみるとやはりフジツボのキプリス幼生っぽい！
フジツボ類のキプリス幼生
頭にはツノみたいな吻みたいなのがあって逆立ちしてくっつこうとしてる！？

プランクトンとして生まれたフジツボはノープリウス幼生となり中層を漂い脱皮を繰り返す。そしてキプリス幼生となるとフジツボとしての終の住処を求めてどこかに着地する。そこが良いところであれば、変態してフジツボに変わるようだ。
今日はそんなフジツボの誕生祭のような日だったのだろう。先日船底塗装したばっかりなんだけどなぁ。。。こうやってフジツボはいろんなところに張り付くのか。なんだか、とっても気持ち悪かったけど新鮮な発見だった。
やはり今の海の中は生命力がみなぎっている！

海から上がってもフィンにも体にもたくさんのキプリス幼生がくっついたまま。船底にもさぞたくさんくっついていることでしょう。。。

そうだ、今日はちょい時化の中コブシメを狙うも１ペアのみ。海は変な濁りもあって潮がよろしくない。やっぱり今年はコブシメが例年より早かったのかも。

ではでは〜。